支援は「やった」で終わらせない
最近、振り返りシートについて考える時間が増えています。
「どう書けばいいのか。」
ではなく、
「なぜ書くのか。」
その目的を改めて考えています。
支援では、子どもたちの様子を見て、声をかけ、関わり、反応を受け取ります。
その時間は、たくさんの情報を受け取る「インプット」の時間です。
でも、それだけでは支援は積み重なりません。
大切なのは、その日の支援を振り返り、自分の言葉で整理すること。
つまり「アウトプット」です。
アウトプットすることで、
「この声かけでよかったのかな。」
「この子には別の方法が合っていたかもしれない。」
「次はこうやってみよう。」
そんな問いが、自分の中に生まれます。
障害福祉の支援には、一つの正解はありません。
子ども一人ひとり違い、その日の体調や気持ちでも反応は変わります。
だからこそ、支援は「やって終わり」ではなく、「振り返って次につなげる」ことが大切なのだと思います。
私は、スタッフ全員に同じ支援をしてほしいとは思っていません。
同じ理念を持ち、それぞれが考え、それぞれの視点で子どもを見てほしいと思っています。
そのために、一人ひとりが振り返りシートを書く意味があります。
誰かが書いた振り返りではなく、自分の言葉で、自分の支援を振り返る。
その積み重ねが、支援者としての成長につながり、子どもたちへの支援の質も少しずつ高めてくれると信じています。
支援とは、答えを知っている人が行うものではありません。
子どもの姿から学び、考え、試し、振り返り、また考える。
その繰り返しこそが、本当の支援なのだと思います。