結果を急がない支援
最近、スタッフと話をしていて感じたことがあります。
それは、私自身も含めて、つい「結果」を早く求めてしまうことです。
でも、放課後等デイサービスを利用している子どもたちは、
「今日伝えたから、明日できる。」
そんな子どもたちばかりではありません。
何度伝えてもできない日があります。
昨日できたことが、今日はできない日もあります。
同じことを何十回、何百回と繰り返し経験して、少しずつ身についていく。
それが障害のある子どもたちの成長です。
だから、支援者に必要なのは、
「どうしてできないの?」
ではなく、
「この子には、どんな経験を積み重ねたら伝わるだろう。」
と考え続けることなのだと思います。
支援に魔法のような方法はありません。
「これをやれば必ずできるようになる。」
そんな正解もありません。
だからこそ、その子の特性を理解し、
小さな変化を見つけ、
また次の方法を考え、
焦らず関わり続けることが大切です。
私は最近、「見通しを持った支援」という言葉をスタッフによく伝えています。
見通しとは、一日の予定だけではありません。
「この子が半年後、一年後にどんな力を身につけていてほしいか。」
そんな少し先の未来を見ながら、今日の支援を考えることだと思っています。
支援者は、子どもをすぐに変える人ではありません。
子どもの可能性を信じて、関わり続ける人です。
そして、そのためには支援者自身も、毎日少しずつ学び、振り返り、成長していかなければなりません。
子どもの成長を信じること。
スタッフの成長を信じること。
そして、自分自身も成長できると信じること。
障害福祉の仕事は、その積み重ねなのだと、改めて感じた一日でした。